「宅配買取」と「出張買取」にはそれぞれメリットとデメリットがあります。
どちらが自分に合っているのか迷ったとありませんか?
本記事では、「宅配買取」と「出張買取」のそれぞれの特徴や、自分に合った買取サービスを選ぶポイントについて解説します。
それぞれの違いを理解し、自分に合ったサービスを選ぶ参考にしてください。
宅配買取のメリット・デメリット
「宅配買取」とは、自宅にいながら不要な品物を買取業者に送り(配送業者が持って行ってくれる)、査定・買取をしてもらう方法です。
簡単で手軽なため、多くの方に利用されていますが、一方で出張買取とは異なる特徴があります。
そこで、まず、宅配買取のメリットやデメリットについて検討してみます。
宅配買取のメリット
要らなくなった不要品を買取ってもらう際に宅配買取を利用するメリットを箇条書きにしてみました。
- 店舗に出向かなくても、自宅で手軽に利用できる
- 荷物を送るだけで査定や買取ができるため、手間がかからず便利
- 自分の都合に合わせて荷物を送ることができるため、時間や場所に縛られず利用できる
- 段ボールに売りたい不要品を詰めるだけなので、出張買取よりも手軽に利用できる
- ネットから申し込みができるため、24時間いつでも利用可能(これは好都合です!)
- 買取業者が取りに来てくれるため、重くて辛い思いをする必要がない
- 他人に見られることがなく、店頭買取のように恥ずかしい思いをすることがない
宅配買取は、自宅から簡単に手続きができ、自分のプライバシーも守られるので、忙しい人や遠方に住んでいる人にとってはとてもありがたいサービスです。
店頭買取と比べて、他人の目を気にする必要がなく、恥ずかしい思いをすることがないのも嬉しいメリットです。
宅配買取のデメリット
宅配買取のデメリットは、顔が見えないため買取金額の説明や理由を聞けないことです。自分が思っていた金額よりも低い査定額になった場合、その理由を聞くことができないため、納得できないことも多々あります。
また、宅配買取の場合、買い取ってもらう不用品の量が少ないとき、送料がかかることがあります。送料がかかる場合は、買取金額と合わせて考える必要があります。
さらに、荷物が紛失してしまった場合には、買取業者とのトラブルになる可能性もあるため、追跡サービスを利用するなどの対策が必要となります。まあ、日本の運送事情から判断して、こんなことはまずないと思いますけど。
出張買取のメリットとデメリット
出張買取とは、買取業者が自宅まで訪問して買取交渉する買取方法です。
次に、出張買取のメリット・デメリットをご紹介します。
出張買取のメリット
- 出張買取の場合、買取業者が自宅まで来るので、店頭に持っていったり梱包したりする必要がなく、大量の本や重たい書籍でも楽に買取を依頼できる。
- 特に、大量の不要品がある場合は、出張買取一択になります。宅配買取は送る本の冊数や段ボール箱の数に制限を設けられてる場合が多いからです。
- 出張買取の場合、自分の空いている時間があれば自宅で完結でき、すぐに現金化できるので、早く現金が欲しいという方にとっては大きなメリットです。
- また、直接人に会うことができるので、査定額についての説明や交渉がしやすく、納得いく買取価格を得ることができる。
出張買取のデメリット
- 自宅に来てもらうため、細かい日程調整が必要となり、査定までの時間がかかる場合がある。
- 出張買取のデメリットは、自宅に他人をあげることになるため、そのことに抵抗がある方にはおすすめできません。
- 買取業者の人と直接会うことになるため、買取金額交渉やキャンセルの場合に断りにくいことがある。
- 買取業者が自宅に来るため、プライバシーに関わることもあるため、安全面に配慮が必要となる。
結局、宅配買取と出張買取のどちらがおすすめ?
これまでご紹介したように、宅配買取と出張買取にはそれぞれメリット・デメリットがあるため、自分の状況や好みに応じて、ご自分の考え方で選ぶのが最善な方法です。
ここでは、宅配買取と出張買取のどちらかを選ぶかについてポイントをご紹介します。
自分の都合に合わせて買取したい場合は宅配買取
宅配買取は、自分の都合に合わせて段ボールに詰めた不要品を送るだけで、査定・買取をしてもらえることが魅力です。
一方、出張買取は鑑定士が自宅を訪れて査定・買取をするため、時間の制約があることがデメリットと言えます。
しかし、宅配買取なら自分の好きなタイミングで梱包や発送ができます。
また、引越しは、要らない本を買い取ってもらう最適のタイミングとなります。
荷物をまとめる際に、必要なものと不用なものを分けながら、不要品を宅配買取で処理するようにしましょう。
鑑定士と対面で買取したいなら出張買取
出張買取のメリットは、買取業者の担当者が自宅を訪問して査定・買取をしてくれるため、梱包の手間が省ける点です。
対面で査定してもらえるため、査定の内容や理由が分かり、査定金額に納得できやすいです。
また、地域によってはリサイクルショップが少ない場合や、遠距離にある場合でも、出張買取を利用すればわざわざ遠くの店舗に足を運ぶ必要がなく、自宅で買取が完結できます。
しかし、自宅に鑑定士を招くという点で、プライバシーが気になる方や、時間に余裕のない方には向いていないかもしれません。
<まとめ>
以上のように、宅配買取と主張買取のどちらにするかは、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
宅配買取は手軽に利用でき、不要品をまとめて処分するのに向いています。
出張買取は、対面でのやり取りが可能なため、納得のいく査定結果を得られることが多いです。
自分の嗜好や事情に合わせて、適切な方法を選ぶようにしましょう。
買取サービス(買取業者)の選び方
買取サービス(買取業者)を選ぶ際の注意点を5つにまとめました。
- 買取可能な商品を確認しましょう。
例えば、ネットオークションサイトでは自転車や家具など、大型商品は買取できない場合があります。買取できなかった場合、時間だけではなく査定料や送料を負担する必要があることもあります。 - 買取方法を選びましょう。
当日にすぐ売りたいときは店頭、近くにお店がないなら宅配、持ち運びが大変な場合は出張など、ご自身の要望に合わせて選びましょう。
例えば、古本の買取については、店頭よりも宅配買取の方が高い査定額がつく場合があります。 - 引き取り処分してもらえるか確認しましょう。
買取に出した物に値段がつけられなかった場合、引き取り処分してもらえるか確認しましょう。
ただし、引き取り処分料が無料か有料かどうかは重要です。有料だと知らずに買取に出してしまうとショックですよね。 - 送料や振込手数料などを確認しましょう。
トラブルを避けるためにも、宅配買取の送料や出張買取の出張費などは注意深く確認することをおすすめします。
たとえ高く買取できたとしても、手数料や送料を差し引くとあまり意味がなかったということにもなりかねません。 - 事前査定や買取価格表を確認しましょう。
少し手間がかかってしまうかもしれませんが、事前に価格を把握しておくことで、いざ売ったときに査定額が低くてがっかりするということも防げるでしょう。
また、ブランド品の買取については、買取業者ごとに買取価格が異なることがありますので、価格表をチェックしておくと良いでしょう。
以上の点を踏まえて、あなたに合った買取業者を選ぶようにしましょう。
※なお、売る物に傷や汚れがあると、査定額が低くなることがあります。少しでも査定額が高くなるように、あらかじめ汚れを除去して綺麗にしておきましょう。
使ってみたい宅配買取業者(ケース別おすすめ)
不要品を宅配買取で処分する際、業者選びは重要なポイントになります。不用品によって得意不得意があるため、不要品の種類に応じて宅配買取業者を選ぶことがおすすめです。
まとめ
今回は、宅配買取と出張買取についてご紹介しました。
宅配買取と出張買取のどちらを選ぶかの基準は、買い取ってもらいたい不要品がたくさんあって4~5個以上の段ボール箱が必要になるとか、段ボール箱に入らない大きな不要品の場合は、当然、出張買取を選択することになると思います。
その時は、希望する買取業者にまず電話をして相談することから始めましょう。
不要品が、2~3個の段ボール箱に収まる場合は、手軽に利用できることや色々な利便性を考慮すると、宅配買取を選んだほうが賢明だと思います。