大学で使った専門書は不要になることがあります。
そして、やがて処分をしようかと考えるときがきます。
その時、その本を廃品回収などに出してまうのか、それともどこかで買い取ってもらって、誰かに読んでもらうのかを選択する必要に迫られます。
ところで、専門書は高価なものですし、後輩の学生がその専門書を安価に求めているかもしれません。
そんな事考えると、少し古くなった専門書であっても、ブックサプライのお「試し査定」などを利用して、査定価格を知ることによってその本の価値を知ることができます。
※なお、「お試し査定」というのは、「ブックサプライ」の公式サイトで公開しているツールで、誰でも簡単に利用できます。
この記事では、専門書の価値、サプライの「お試し査定」の利用方法などについて詳しく解説してありますので、興味のある方はご参考にしてください。
そもそも専門書とは?実用書やビジネス書、自己啓発本との違い
専門書は、ある特定の分野について、専門家が執筆した書籍で、その分野について詳細に解説されています。一般的には専門分野で使用する大学の教科書やその他の専門性の高い本のことを専門書と呼んでいます。
例として、人文科学や社会科学、自然科学や医学などの学問に関する専門的な本のことです。
他にも、政治や経済、数学や化学、医学や薬学、コンピュータやITの分野、その他、様々な分野の書物が存在します。
実用書は、日常生活において実用的なスキルや知識を提供する書籍です。料理や手芸、健康、家庭教育などの分野で多く見られます。
ビジネス書は、経営・マーケティングなどビジネスに関する知識を提供する書籍で、ビジネスパーソンが自己啓発やスキルアップのために読むことが多いです。
自己啓発本は、自己実現や幸福、ストレス解消などのテーマに焦点を当てた書籍で、自己啓発や人生改善のために読むことが多いです。
なお、これらの実用書、ビジネス書や、自己啓発本などは、専門書とは異なり、一般向けに書かれたものが多く、値段も専門書よりは安価に販売されているのが普通です。
どんな専門書が高く売れるのでしょうか?
専門書だけではなく、どのような本であっても、新しければ新しいほど高く売れるのが一般的です。
反対に、出版してから時がたてばたつほど、中古本としての価値は低下します。
特に、法律に関する専門書は頻繁に改正が行われるため、購入してから数年後には価値が一気に下がることがあります。
また、経済やIT系に関しても、その内容や技術に関して変化が激しいため、価値が下がりやすい傾向にあります。
一方、芸術や地理や歴史、東洋医学や漢方に関する専門書の価値は、内容に関する変化が少ないため、
中古本としての価値が低下しない傾向にあります。
専門書を高く売るためのポイント
まずは、買取基準を確認しましょう。
買取基準を満たしていないものは状態が良くても売れません。
そもそも買取がされている分野の専門書なのかや何年前のものまで買取しているのかといった情報は事前に調べておきましょう。
古本買取査定基準の例
専門書に限らず古本の買取査定額を少しでも上げる方法について、
最近の買取業者では、裏表紙をご紹介する前に、「そもそも買い取りできない本」についてお伝えしておきます。
1981年以降に出版された本には、「ISBNコード」がついているはずですが、これがない本はバリューブックスでは買い取りができません。
<ISBNとは?>
「International Standard Book Number」の略です。
世界共通で書籍を特定するためにつけられている番号です。
1965年にイギリスで開発され、1970年に国際規格標準化機構で採用されてから世界中に普及。
日本は1981年からこの国際的な枠組みに加盟し、ISBNをつけ始めたとのこと。
なお、出版社から刊行されている出版物にはたいてい付けられているようです。
専門書を売るのは宅配買取がおすすめ
専門書を売る方法はいくつかありますが、中でも自宅で梱包して発送する宅配買取は特におすすめの方法です。
宅配買取のメリット
1)家まで取りに来てもらうことができる
店舗での買取の場合は当然店舗まで行かなければなりません。
多忙な方にとってはこの手間はなくしたいところですが、宅配買取の場合は店舗に行く必要がありません。
また、売りたい本の量が多い時にも、宅配買取を利用することで荷物を家まで取りに来てもらえるので負担をなくせるでしょう。
2)買取価格を簡単に調べることができる
宅配買取のサイト上では、どの商品がどのくらいの価格で売れるのかといった情報を調べられます。
他の方法では査定が終わった後に価格を告げられることが多いですが、宅配買取では事前にその店がどのくらいの金額で買い取ってくれるのかが分かります。
3)住んでいる地域にかかわらず買い取ってもらうことできる
宅配買取は、家の近所に買い取ってくれる店がない場合でも利用可能です。
田舎に住んでいたとしても買取査定で不利益を被ることがないので、近くに店舗がない人こそ積極的に利用すべきでしょう。
宅配買取のデメリット
ここまで紹介したように、宅配買取にはいくつかメリットがありますが、懸念点もあります。
ここからは、宅配買取のデメリットについて見ていきます。
1)現金化するまでに時間がかかる
店舗での買取の場合はその日のうちに現金化できるというメリットがあります。
しかし、宅配買取では取引が1日で完結することはなく、いくつかの段階を踏む必要があります。
まずは買取を申し込んで、集荷してもらい、査定が終わった後に査定結果を承認した後に入金となるので、即金性はありません。
2)送った書籍の一部を返品してもらうことができない
宅配買取では、査定を承認すると全ての商品を売ることになります。
つまり、査定額に納得がいかない商品があったとしても、その商品だけ売らないといった対応はできないということです。
査定額にかかわらず売りたい商品はまとめて売り、査定額によっては売りたくない商品は個別で売るようにしましょう。
3)査定後にキャンセルすると返送料がかかる
査定後は買取金額を承認するかどうかを決めますが、もし承認しなければ商品を返送してもらいます。
この時にかかる返送料はほとんどのケースで自己負担となるので注意しましょう。
ブックサプライの「お試し査定」について
そんなブックサプライで使用したい便利なツールが「お試し査定」です。
この「お試し査定」を使用すれば、本のバーコードの下に表示されている数字を入力するだけで、現時点での買取価格を簡単に確認することができます。
そのため、「この買取価格なら売ってしまおうかな」とか、「この買取価格なら売るのをやめようかな」とかの判断が容易にできます。
「お試し査定」の入力窓に売りたい漫画のバーコードの数字を入れると、買取金額の目安がわかります。
漫画を売却するとき、過去の経験から高く売れるだろうと思っていると、厳しい結果を見るかもしれません。そのようなことがないように、「お試し査定」で確認してから申し込みをしましょう。
なお、「お試し査定」は、たいへん便利なツールですが、商品の状態などにより査定額が大きく異なったりします。商品の状態を自分で甘く判断して、商品の状態をすべて「非常に良い」にして査定額を足すと、期待が外れた結果になるかもしれませんので注意しましょう。
ブックサプライの「お試し査定」の使用方法について
まず、ブックサプライのホームページを開きます。
すると、開いたページの上部に下記のような「バーコードの数字を入力」と書かれた入力窓が表示されます。
この入力窓に、手持ちの書籍のバーコードの下に表示されている数字を入力します。
Amazonで購入した「プロだけが知っている小説の書き方」(発行日は、2022年8月20日第2刷発行)という本を売却するとして、この本がブックサプライにいくらで買い取ってもらえるのか調べてみます。
この本のバーコードは、裏表紙を見ると、下記のようになっていました。
そこで、上の方のバーコードの数字を「お試し査定」の入力窓に入力します。
入力後すぐにキーボードのEnterキーを押すか、入力窓の右側に設けられている「価格を調べる」というボタンをクリックします。
なお、入力窓の下に「商品の状態を選択してください:〇新品、◎非常に良い ○良い ○可」とありますが、見た目は綺麗だと思いますので「非常に良い」にしておきます。
すると、クリックしてわずか1秒で下記のような検索結果が現れ、商品の状態が「非常に良い」で「査定額 418円」という表示がされていました。
この本は定価1300円(税抜き)アマゾンで税込み1430円ですが、ブックサプライの査定額は418円という結果になりました。
なお、この商品の状態を「良い」にすると、320円という査定額となりました。
※商品の状態を「非常に良い」から「良い」にすると、418円が320円にダウンするのですから、約100円の減額となります。ついでに、本の状態を「可」にすると、なんと「99円」いう査定額に!(泣
これで商品の状態が、査定額に大きく影響することがわかりました。
なお、追加で、商品の状態を「新品」にすると、査定額は「491円」でした。
以上のような状態でしたが、驚くのはバーコードの数字を入力してからEnterキーを押すと、僅か1秒で、というよりも1秒もかからず瞬時に結果が出るということです。
ですので、「お試し査定」の入力窓に1冊ずつバーコードの数字を入力するのは面倒ですが、査定額の結果は瞬時にわかりますので、売りたい本のバーコードの数字を次々に入力することで、本の冊数にもよりますが、さほど時間を要することなく、売りたい本の査定額の合計がわかることになります。
「お試し窓」を使ってみたい方はこちらへどうぞ>>ブックサプライのホームページ
まとめ
大学で使用した専門書は処分するときが来るかもしれません。
しかし、専門書は高価ですし、それを必要としている後輩がいるかもしれません。
ブックサプライの「お試し査定」を使用すれば、本のバーコードの下に表示されている数字を入力するだけで、現時点の買取価格を簡単に知ることができます。
そして、その本の査定価格を知ることで、本の利用価値を知ることもできます。
ぜひ、今回紹介した手順を参考にして、ブックサプライの「お試し査定」を利用してみてください。